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俺は、もちろん結城のツンデレっぷりも大好きだけれど、
賀来の結城を守りたい、助けたい、どうにかしてやりたいという心が、
本当に好きなんだよなぁ。

なんか、最近、原作より映画のほうが賀結っぽい気がしてきた・・・。
原作ってさ、なんだかんだで、結城って賀来の1枚も2枚もうわ手で、
それこそ手綱を引いてるっつか、リアルに騎乗位なわけじゃんw
だからそれこそ、精神的にはばっちり結賀というか。
でも、映画って、見た目だけ見れば、支配者と従順な奴隷、みたいで結賀な部分て多いけど、
精神的に賀来なんか、ってそっぽ向いてる結城より、
結城をどうにか助けたい、救ってやりたいと常に願う賀来は、
精神的にも攻だと思うよ。

ノベライズを読んで、確かに、かつては、
はっきりと「相手を守りたい」と意識していたのは結城のほうで、
賀来は結城お兄ちゃんに縋りついて、守ってもらってた、ってのはわかってる。
正直、認めるにはキツい設定で、
どう解釈しようかと迷ったりしてるんですが、
「MW」を吸ってしまった事で、2人の関係は一変しちゃったわけだ。
守りたかったはずの賀来への想いは結城の心の奥底で失われかけているし、
精神崩壊一歩手前まで冒されたわけですよ。
んで感情の欠落した機械のような人間になったんでしょ。
そうなったら、成長した賀来が、今度は俺が・・・って思ってもいいじゃんねw

ていうか、映画ってどこで肉体関係が出来上がったか気になる。
ただの幼馴染、って時点でヤっちゃってるとは思えない。
そして、壊れた結城が、賀来を支配しようと考えるなら、そんな性的行為は思い付かないはず。
暴力行為は学生時代からしてそうだけどw
個人的には、自暴自棄とか発作とか起こしてイミフになってる結城を見て、
どうしたらいい!?どうすれば・・・!とか思って、
ほら、子どもが泣いて暴れてどうしようもない時って、
お母さんとかってもう、言葉も伝えられないから、ただきつく抱きしめるでしょ。
そんな感じで、とにかく結城を抱きしめて、
そして衝動的にキスしちゃうのがいいなwwwww
で、勿論その場は、正気に戻った結城に足蹴にされてコトには及べないんだけど、
でも、その夜とかに、
結城が自分から誘いをかけてきたりしたら笑える。
その時点では、結城は賀来の、自分への想いを利用してやるとか、
きっと思ってると思うな。
んで、自分の中の、賀来を求めてしまう心には目を瞑る。

自覚がない、自覚したくない。
賀来への自分の想いを認めてしまったら、
復讐と称してばかみたいに死に急ぐ自分が揺らいでしまいそうだからね。




















突然の夜の来訪者は、結城美智雄、その人だった。
賀来は一瞬、息を呑む。
月明かりに照らされて、彼はひどく美しかった。
人ではない何かのように。
神の手が作り上げた、美しい彫像のように。

「・・・結城」
「ねぇ、アンタ、俺のコト・・・好きなの?」

改めて問い掛けてくる結城に、賀来は唇を噛んだ。
きっと、先ほどのキスのことを責めるつもりに違いない。あれは、ただの衝動。
子供のように暴れ、喚く彼を押し留めたくて、思わず唇を塞いでしまった。
自分でも、なぜあのような行動を取ってしまったかわからない。

「すまない・・・結城。忘れてくれ」
「忘れる?なんで?俺も、アンタが好きなのに」

ハッと顔を上げる。
結城は、いつものあの美しい顔立ちに、更に妖艶な色を見せていた。
それは、誘惑。賀来は、結城の中に悪魔を見る。
悪魔は囁く。さぁ、このリンゴをお食べ。
一齧りで幸せになれる、甘い甘い、善悪の果実。神の領域にも近づくことのできる、誘惑の実。

「・・・っ結城、お前、」
「ね。抱いてよ。俺も、アンタが欲しいんだ。アンタだってそうだろ?」

しなやかな腕が、賀来の首に絡みつく。
抗えなかった。ベッドに押し倒され、上から勝ち誇った瞳で見下ろされる。
自ら衣服を脱いでみせる。白く透き通った肌が、
賀来の欲望を煽る。
おそるおそる、その滑らかな肌に触れた。
嬉しそうに息をつく、結城のカオはひどく淫靡で、
聖職者とは思えない。
悪魔だ。
たぶらかされてはいけないと唇を噛む。その上を、結城の舌が這う。

「愛してる、賀来。俺達は、死ぬまで、一緒だ。」
「・・・・・・ああ、」

掠れた声音で、頷く。
愛していたいのは、この男。
守りたいのは、自分のせいで壊れてしまった、彼の心。
贖罪のつもりかと問われれば、そうかもしれない。けれど。
震える掌で彼の頬に触れて、
賀来はゆっくりと唇を重ねた。
















こんな感じがイイね★







2009/07/19 初出。

















映画の結城って、
賀来が自分が好きで、手放せないことを知ってて、利用しているような、悪魔な男ですよね。だから、もし自分を好きじゃなくなったらなくなったで、じゃー切り捨てる、的な印象を受けるわ。
かなり鬼畜な男ですよねw

原作の結城って、
賀来は自分を好きに思っているという自信もあるし、自分も賀来が好きで、絶対に手放したくないと思ってる。
だから、賀来を利用しているというより、「賀来はなんだかんだで自分を手伝ってくれるさ」的なところがあるよね。
鬼畜っつーより魔性の魅力?って奴だなぁと思う。

やっぱどうせなら、ラブラブがいいなぁ。
鬼畜は好きだけど、愛のない鬼畜はいやだよー!
自分の人間的な感情を認めたくなくて、どうも嫌悪してるよね、映画。
多分、オモチャ発言も、
賀来を元々軽視していたからではなくて、
「あんな奴どうでもよかったんだ」と自分に言い聞かせている感じもするし。
瞳の動揺ぶりがちょっと見えたからさ。
本当は賀来のことが好きとか、認めたくないんだろうな。
そんな柔軟性のない心は、逆に受け臭い気がしますw
ふふっ。










結「・・・やっぱ、あんたの傍はイイな」
賀「・・・・・・」
結「あんたは、ヨくないの?」
賀「・・・俺は、お前がこの手であんなひどい殺人を犯しているかと思うと・・・辛いんだ」
結「ハハッ。何を言ってるんだ?
  あんただって、一緒だろ?俺の事を見逃してるし、協力だってしてくれた。俺達は、一心同体だよ。今更綺麗ぶってんなよ、神父さん。」
賀「・・・っでも、まだ、遅くはない・・・。結城、もう、こんなこと、」
結「五月蠅いな。あんたって、どうしてそんなに・・・」(上に乗っかってきてキス)
賀「んっ・・・、」
結「そんなことより、俺を見ろよ。また、楽しませてやるからさ」
賀「バカを言うなっ!・・・俺は、仮にも神に仕える身なんだぞ・・・・・・っ」
結「・・・カタブツ。」
賀「っ・・・」
結「素直になれよ。俺が好きなんだろ?神なんかより、俺が」
賀「違う!お前なんか・・・」
結「俺は、そんなお前が好きだぜ・・・」
賀「結城・・・っ」








2009/07/14 初出。
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